不動産投資のリスクと対策

建物老朽化リスク

建物の老朽化リスクの対策は、まずは物件選びから始まります。

老朽化リスクを抑えるには、ＲＣ造（鉄筋コンクリート）・ＳＲＣ造（鉄骨鉄筋コンクリート）の建物を選ぶことです。

その上で、抑えておくべきポイントが3つあります。

長持ちする物件を選ぶ　3つのポイント

資産価値が長持ちする物件を選ぶ事はすごく大事です。3つポイントをご紹介いたします。

管理が行き届いたマンションの寿命は60年以上

管理や修繕計画が適切に行われていれば、RC造のマンション寿命は60年以上と言われています。逆に、管理がずさんなら、老朽化は加速度的に進んでしまいます。

同じ築年数でも、管理されているマンションはとてもキレイで、入居率が高い場合があります。

上の図は、木造アパートやマンションの法定耐用年数です。コンクリートの建物は、物理的には100年以上と言われています。

過去の修繕履歴や管理体制をチェック

「重要事項調査報告書」には、過去の修繕履歴や修繕積立金の総額、管理費や積立金の滞納状況や今後の修繕計画が記載されています。いわゆるマンションの履歴書のようなものです。

築年が経過しているのに修繕積立金が十分に貯まっていなかったり、適切に修繕が行われていない場合は注意が必要です。

管理会社の管理の質が、建物の寿命を決めると言っても過言ではありません。

不動産投資について知ろう

地震・火災のリスクとは？

1981年（昭和56年）以降に建てられた新耐震基準の物件を選べば地震リスクに対応できます。

新耐震基準法は、1978年（昭和53年）に宮城県沖で発生した地震による被害を教訓に、新たに定められた基準で『震度６強以上の地震で倒れない住宅』とされています。

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